結論から言いますと、間違い無くリチウムバッテリーです。中でもより安全性の高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリー一択です。
私がよく見るyoutubeの動画に、「高橋ファイル」と言うのがあります。「インバーターが壊れた」とか「ポータブル電源が壊れた」と言うのを直してくれる動画です。
ちなみに部屋にあるこのインバーターは、元々ハイエースで使用していたのですが、定格2000W出力の筈がポータブル電源の充電で650W程度の出力で本体が触れない位発熱していたので、ケーブルを太いのに変え、インバーターを4000Wに変えました。
インバーターは出力の約3〜5倍の容量が無いとこの様に発熱したり、中のヒューズが飛んだりする様です。
私の購入したリン酸鉄リチウムイオンバッテリーはこのメーカーのサイズ違いを2台並列接続していますが、バッテリーの残量によってもインバーターのヒューズ等が飛んでしまう事がある様ですね。
そもそもバッテリーの出力を表すWhと言う単位が非常に判りづらく、鉛バッテリーの100Whとリチウムイオンバッテリーの100Whでは全く違うのだと知るまでにかなりの時間とお金を要しました🥲
このグラフの青がリチウムバッテリーで、赤が鉛バッテリーです。リチウムバッテリーが電力を消費しても急激なアンペア低下は無く、電力が無くなる寸前まで使用出来るのと違い、鉛バッテリーは電力消費直後からアンペア低下が始まり、かなり早く12V以下になってしまいます。直後にインバーターから「ピー」と警告音。
そしてその重量についても
この様に圧倒的にリチウムバッテリーの方がかなり軽いんです。
そして最後に決定的な事実がこれです。
そう。貴方は何年毎にバッテリーを交換しますか⁉️
3〜4年毎に買い替えねばならない鉛バッテリー
。実は私も1度やらかしてしまいましたが、いくらディープサイクルバッテリーと言え、完全放電してしまうともうダメです。
それに比べてリチウムバッテリーにはBMS(バッテリーマネジメントシステム)が付いていて、完全放電前に電力をストップしてくれます。
そしてリチウムバッテリーの充電サイクルは2000回以上。
貴方はどちらを選びますか?
気をつけて頂きたい点がもう一つあります。
リチウムバッテリーを複数搭載する場合、直列にするか並列にするかです。一般的には並列はダメと言う書き込みが殆どです。
通常リチウムバッテリーの中には、約3.6V程度のバッテリーセルが4つ入って直列に繋がっています。
3.6×4=14.4Vになっている訳です。ですからどれか1つのセルに異常があると、バッテリーそのものが使えなくなります。
もし並列で繋がっていると、残りの3つのセルが問題無ければ、10.8Vは発電してくれます。でも、並列が良いじゃないかとはなりません。
バッテリーは古くなると満充電が14.4Vだったのが13Vになり、12Vと減っていきます。
1つのバッテリーが新品の14.4Vでも、もう1つのバッテリーが古い13Vだと、14.4Vのバッテリーも13Vで満充電になってしまいます。
又、バッテリー同士で電気のやり取りをするので、通常より早く劣化してしまうと言います。
この点を加味しようにも、既に12V用のインバーター等の機器を揃えてしまいましたから、私のサブバッテリーは200wh×2の並列です。
今のところ何も不具合は起きていませんが、皆さんも自己責任で🙇致します。
※2台共同じメーカーのバッテリーを新品購入して、それぞれ満充電の14.4Vにしてから設置・接続する事が必要です。